みんなのテニス ポータブル

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みんなのテニス ポータブル
ジャンル テニスゲーム
対応機種 PlayStation Portable
開発元 クラップハンズ
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1 - 4人(対戦)
メディア UMD
発売日 日本の旗:通常版2010年2月25日
日本の旗:ベスト版2014年3月6日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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みんなのテニス ポータブル』は、2010年2月25日に発売されたPlayStation Portable用のテニスゲーム。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント2014年3月6日に廉価版であるPSP the Bestが発売された。

概要[編集]

本作は『みんなのテニス』のPSP向け移植ではなく、キャラクターを一新した新作である。お笑い芸人の桜塚やっくんが操作キャラクターおよび審判としてゲスト登場している。

また、初めてストーリーモードが搭載された。主要ライバルキャラクターとの対戦前には、「みんなのGOLFポータブル2」のように、プロフィールを兼ねたロード画面が登場する仕組みになっている。

キャラクター[編集]

  • エミ:伊藤静(女性主人公)
  • バン:下野紘(男性主人公)
  • タイガ:斎賀みつき(1面、なかがわテニスクラブのボス。以下はライバルキャラ)
  • ウェンディ:折笠富美子(2面、アスリートユニバーシティのボス)
  • ブラッド:平田広明(3面、ワールドテレビスタジオのボス)
  • ロゼッタ:松岡由貴(4面、ヴィクトール邸のボス)
  • ミツザネ:細谷佳正(5面、不知火城のボス)
  • パオラ:浅井清己(6面、ラグーナアイランドのボス)
  • ファン:チョー(7面、天竜山武芸道場のボス)
  • レイチェル:甲斐田裕子(8面、シリウスカンパニーのボス)
  • シュナイダー:星野貴紀(9面、セントラルフェニックスのボス。彼に勝利するとスタッフロール。敗北した場合はゲームオーバーとなる)
  • ノーマ:生天目仁美(メニューキャラであるが、エンディング後、特定の条件を満たすと対戦できる)
  • スズキ:西村知道
  • グロリア:井上喜久子
  • やっくん:桜塚やっくん

審判[編集]

ストーリーモードでの場所[編集]

なかがわテニスクラブ
下町にあるテニスクラブ。基礎を教えるのが上手いと評判。
コート名は「なかがわ第2テニスコート」で、サーフェイスはクレイ。
アスリートユニバーシティ
スポーツが盛んな大学。ウェンディはこの大学のチアリーディング部のキャプテン。
コート名は「ユニバーシティグリーンコート」で、サーフェイスはグラス。
ワールドテレビスタジオ
某テレビスタジオ。ロビーのポスターには前作のキャラクターたちが載っている。ここで視聴者参加型テニス番組「テニスdeポン!」が収録されている。プレイヤーはこの番組のオーディションに参加する。
コート名は「Aスタジオテニスコート」で、サーフェイスはハード。
ヴィクトール邸
ロゼッタが住んでいる名門ヴィクトール家のお屋敷。プレイヤーは「楽しいテニスのアドバイザー」として派遣されるが、なぜか使用人として働かされてしまう。
コート名は「ヴィクトール邸施設コート」で、サーフェイスはグラス。
不知火城
400年も続くアオイ家が治める城下町付きの城。ミツザネは17代将軍である。異国の娯楽としてテニスが盛んになっていて、もはや城下町はテーマパークになっている。
コート名は「不知火二の丸庭球場」で、サーフェイスはクレイ。
ラグーナアイランド
パオラが姫様として住んでいる、観光名所になっている南の島。ここに住んでいる人々のダンスやテニスが名物である。ここの住民によるテニスでの試練がパオラに課せられている。
コート名は「ラグーナビーチテニスリゾート」で、サーフェイスはハード。
天竜山武芸道場
ファンが老師を務める道場。世界中からボクサーや空手家など、格闘技に関係する門下生たちがいる。
コート名は「天竜山修行場」で、サーフェイスはグラス。
シリウスカンパニー
レイチェルが社長を勤める大企業。テニスが盛んな社風である。アスリートユニバーシティの就活生がいる。
コート名は「シリウスオフィスタワーコート」で、サーフェイスはハード。
セントラルフェニックス
最終目的地であるテニスの最高峰。
コート名は「セントラルアリーナ」で、サーフェイスはクレイ。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]